『日本の再誕生』 〜神国が目を覚ます〜
令和を迎えた2019年に、私達の国はこれまでの眠った状態を終え、新しい息吹と共に2020年に再誕生するときを迎えます。
長い眠りから覚める。
それはとてつもない力と浄化の元に進んで来た道でした。
浄化に携わった魂達の、気高く尊い志しを見送り、生きて進む私達には役目があります。
いよいよ生まれて来た目的となる魂の役目が、静かに開き始めるのです。
これまで手探りで進んで来た人達にも、行く先に一筋の光が見え、自分が何処に向かっていたのか自覚し始めるでしょう。
類い希な国「神国日本」を選んで転生して来た魂にとって、これからが正念場。
いち個人の好みや願望を、気ままに選んで進むときは終わり、一つひとつ丁寧に、魂に恥じぬ道を選ばなければなりません。
人それぞれのその立ち位置で、可能な限りの精一杯を生き始めましょう。
自分の思いに対し、誠実であること。
自分を偽らないこと。
人として起こしうる過ちに、潔く認める清らかさを保ちましょう。
2020年の幕開けから、直ぐに導きは始まります。
それは神々に近づく生き方。
与えられた命を大切に慈しみ、己の真実から目を反らさないこと。
人に見せる仕事ではなく、自分が認める行いを選ぶ。
人の評価を当てにせず、しかし人から感謝される行いでありましょう。
求めるのは、神々から愛されること。
命を輝かせて生きることです。
<2020年の世界>
私達個人個人、個々の会社、個々の国々、それらすべてが共時性を持った流れに向かいます。
私達の日常に表れる様々なことが、世界の国々にも見られることが増えていきます。
既にこの流れは数十年前から始まっており、年を追う毎に規模が広がり、2020年にはまるで私達の日常にある対人関係のようなことが、世界の国と国との間で見られるようになります。
地球の波動がある一定の規模に開いて来た証拠であり、それだけに動きも影響も世界規模で動きます。
固く閉ざされていた確固たる形が、波動とエネルギーの増大によって次々に変化するのです。
人間関係で見られるようなちょっとした行き違いや誤解が、国と国との間で起こり始めると、世界は激変し、影響を受ける人々の数は夥しいものとなります。
このとき、賢く機知に富んだ力強い主導者を仰いでいるかどうかが、国の明暗を分けていきます。
そのような優れた人材に恵まれるかどうか、そのような主導者を選べるかどうか、すべてはこれまでのその国の有り様で決まっていきます。
では同じように、私達の日常は?
自分を律し、個性を磨き、常により良いものを選ぶ目を養って来たかどうか。
そのための精進を続けて来たかどうか?
少なくとも、そのようになろうと努めているかどうか?
その取り組みが直ぐに日常の現実に表れます。
磨き上げた心の目を以て優れた主導者を選び、間違いに鈍感にならず過ちを正す潔さを、私達は自分たちの国の未来に向けて選びましょう。
祈りの力は、これから益々増大します。
想念と意志の力は、時空を越えて波動を動かします。
心を磨き、身を清めた者の祈りは、高次元の神々に届き、神々の光を地上にもたらす力となります。
神々の光は最強ではあれど、祈れば叶うのではなく、地上の人間がどれだけそこに心を込めているかどうか。
その願いが光の柱となって神々に届くとき、目を見張るような奇跡が起こるのです。
この地球上にたったひとつだけ存在が続いた国。
清らかな魂達の清らかな生き方、常に身を律し神々を敬う心を持つ者。
その力で存続している国が、私達の国「日本」なのです。
その霊的な力を眠らせ、真実を覆い隠してきた数十年の闇を抜けて、2020年にいよいよ再生のときを迎えました。
ただ単に眠りから覚めるのではなく、さなぎが蝶に変身して姿を現すかのように、本質を格上げして生まれ変わります。
不死鳥が火に身を投げて再生するが如く、私達の国は大きな挑戦を果たし終えました。
この輝かしい再生のときに、一員となって生きることこそ、私達日本を選んで転生して来た魂達の根源的な望みなのです。
合掌。
*補足
私達の国「日本」は、「波動開き」のときに、精神的主導者となって世界を向上させる牽引役を担うとされています。
ここ数年の間に、私が受け取った導き手達からの導きは、目覚めのための意識向上と、その役目を担うために日本を選んだ魂達への叱咤激励が続きました。
その数年の間に、日本に起こった様々な天災から浄化の雨の強さなど、私達にはとても厳しいことが続きました。
それでも、静かに受け止め、誰に文句を言うでもなく、出来ることを粛々とやる。
そこには、神々に愛された人達の精神力と慈悲深さを感じずには居られません。
神様に近づけば近づくほど、身を律し心を清める努めは、より厳しくなるのでしょう。
世界のどの国よりも穏やかで、どこにもない清らかな精神性は、世界最高の波動階層にあると誇って良いことだろうと思います。
2020年は、より清らかに進むために、一点の曇りもない透き通った心に向かう、更なる試練がもたらされるだろうと思われます。
今の時代に生きる私達日本人は、陰に傾いたすべての心を立て直し、陰陽調和の完全性へと進んで行きましょう。
合掌。 寺尾夫美子
2019年10月25日記
=======================================
*「波動開き」について
予てより地球の波動が高い階層で開いて行く現象を、多くのチャネラーさん達が使われる「アセンション」と言う単語で私も表現して来ました。
実際、2006年頃に見せられた地球の姿は、まるで二つの球体が光と影に離れ行く様が示されました。
しかし、自分の覚醒体験とその様子を照らし合わせると、どうしても矛盾が出てきました。
それは宇宙は完全な調和、共時性を持っているはず。
ならば、私が過去の自分を切り離さず内包した状態で魂の目覚めを果たしたように、地球も陰を切り離すことなどなく、そのまま内包しつつ高い波動を開いて行くのでは無いか?
それを確かめ始めると、次々にそれまでよりも高い波動領域からのお導きをいただくようになりました。
特に、2016年から始めた高次元ワークの中で示される宇宙のこと、地球の「波動開き」のこと、そして何より私達の国、日本のことなど、それまでの疑問がするすると解けていきました。
ただ、多くの人が波動の変化を「アセンション」が起こっていると捉えている便宜上、私もこの言葉を使って来ました。
しかし今や、そもそも分離の意識から成る「ここからあちらへ行く」理解は、私達の国には相応しくない表現であると確信を持って宣言します。
地球は分離しません。
陰の地球を切り離し、魂を磨き損ねた人達を放り出して「光を呼吸したと思う」人たちだけが光の地球に移行することもありません。
大事な家族と意識が違うからと言って、陰の地球に置き去りにして自分だけが光に進むなどと言う「光を呼吸する人」はありません。(むしろ逆)
波動は上昇しません。
確かに、意識の波動階層が開いて行くと、上昇したかのような感覚になります。
しかし、実際は上昇ではなく、これまでの波動階層より高い階層の波動を感じ取れる状態になったのです。
そのとき、これまでの波動階層のことが全く別ものになるのではなく、そのまま感じ続け、心の内に保ち続けますが、高い視点で捉えられるようになることが多少の違いです。
二極化もしません。
陰陽調和の時代にあって、陰のみ、陽のみは成り立たず、陰と陽が調和して成り立ちます。
私達の地球は、分離の表現を示す波動階層にあり、その分離を使って魂達の偏りを調和させる学びの場としてこれからもこの表現が続きます。
統合されて陰も陽もなくなる。
その中心にある調和点として、私達魂は霊的な成長を図るのが、転生の場として地球を選んだ理由でしょう。
陰陽調和へと進むとき、二極化が良しとするなら、せっかくもたらされた学びとしての分離の状態を越えることなく、より偏りへと押し進む姿勢のことです。
これまで時間の縦軸を生きてきた私達は、滅亡も破壊もなく、これまでのすべてを保ちながらより良い道へ進む。
これまでよりも光を呼吸し、より良くなろうと志す人が増えていく。
その精神性の成長を先頭に立って示すため、私達の国が置かれていること。
その国を選んで生まれて来たこと。
いよいよ意識の上に表し、その誇りと決意を進む令和二年となるでしょう。
合掌。 寺尾夫美子
2019年11月27日記
|