『時の座標が弛んでいく』
■総合■
近年、異常気象と言われた天候が、日常的な天候となり、これまで以上の激しさを増してくる年になります。
日常は、激烈気象の中を突き進んでいく毎日となるでしょう。
本格的なアセンションが始まった今、地球の呼吸は益々激しくなり、内に溜めた負のエネルギーの放出が活発になになるからです。
地球が健康を取り戻すために、地球の体が本来の軽さに戻るために、抱え続けることのできない粗いエネルギー放り出され、それが天候の激しさとなって現れます。
山は割れ、海はうねり、風は轟音となって大地を駆け巡るでしょう。
アセンションの本格始動によって、様々な変化が時間をかけずに成し遂げられて行くのです。
春から冬までゆっくりと時間をかけて移り変わっていた季節は、季節と言う区切りを失い、気温だけで語られるときとなるでしょう。
地域による定まった気候枠が外れ、雪の無い地域に雪が降り、夏の無い地域に猛暑がやって来る。太陽のまぶしさが増し、夏でも冬でも無い、強い日差しが降り注がれるでしょう。
通年通りの季節の支度は間に合わなくなります。
自分の住まいが、世界のどの地域に急にジャンプしても間に合うように、備えを整えましょう。
いつ何が起こっても、充分に生活が出来るように、水と食料、それから寒暖に備える衣類や器具の用意もしておきましょう。
地球は、温暖化しているのではなく、全地域の天候差をなくしていく過程にあります。
地域差は、三次元的な分離の法則に従って現れていたことであり、アセンションによって分離が統合されると、全地域が温暖な気候へと変わります。
その大きな変化を成し遂げるため、あるときは極寒へ、あるときは激暑へ、あらゆる地域が掻き回されるような現象が起こるでしょう。
雨は激しく、大地のかたちを変えるほどに降り注ぎ、まさに地形を変えて押し流していきます。
人々が自然と対話せずに作り上げた建造物は、地球に振るい落とされていくでしょう。
崩壊を見た後で、そういうことかと反省し、次なる時に反省を活かせば進める時代は終わっています。
地球に嫌われた「それ」を、ただただ呆然と眺めることしか許されなくなるでしょう。
私達は、猛スピードで心を改めなければならないときを進むのです。
時間に助けられていた私達の学びは、一時にあらゆる課題が押し寄せ、乗り越えても乗り越えても休み無く学び続けることが余儀なくされます。
地球の呼吸に従い、心に溜めた負の意識を、次々に取り組んで解放させて行くことが出来たら、喜びと感動を味わい続ける日々となるでしょう。
もう、もしそれが出来なかったら・・などと説明をしてくれる導き手は在りません。
何をおいても自己改革に取り組み、心を見つめ成長を進める道を選びましょう。
目の前にやって来る困難なように見える問題は、内に溜めた負のエネルギーを解放させるためのカギになっています。
困難が次々に訪れるなら、要らぬ物を見つけるカギを託されると言うこと。
カギさえあれば、自分が解放するべきことが何なのかが見つけ易く、より良い自分へと成長し易くなるのです。
困難に遭遇したら、真正面から取り組み、真っ直ぐに進みましょう。
もう、迂回や一休みはありません。
後回しにしたり、棚上げにしたり、そこで時間を使うことは出来ません。
今できることをしない姿勢は、時間を使ってゆっくり進む3次元でのみ許された生き方です。
地球の時限的加速は、既に3次元を離脱し始めています。
変化を拒むや否や、地球の加速から外れ、3次元に取り残される道を選ぶことになります。
心の奥に閉ざしてきた過去の痛み、手放せない憤り、記憶の底に忘れ去られた強い怒りなど、本来持ち続けるものでない感情の残骸は、地球の激変にシンクロし次々に表に出てきます。
出来事がなんたるや忘れていても、心の奥に沈んでいたその時の感情が浮上して来るのです。
それは、新しい体験の最中に、過去と同じように、その場で味わっている感情を心の奥に沈めようとしたときに起こります。
地球が粗いエネルギーの放出を活性化している限り、もう何も心に沈めることは出来ません。
新しい刺激がカギとなって、関連するすべてのエネルギーが、一気に外に出てくるのです。
自分を見つめ自己改革を図り、成長の道を歩む努力をしていなければ、その体験は強烈な痛みとなって心にのし掛かってきます。
恐れと抵抗を未だ作動させている人には、それに見合うだけの激しい怒りを覚えるでしょう。
その矛先を、自己改革に転換させるには、凄まじい努力が必要です。
もし、怒りを外に向けるなら、その瞬間に恐れと抵抗は外からの反撃となって直ぐに返ってきます。
怒りと恐れと抵抗と、どこにも捌け口のない感情戦に掴まり、そこからの帰還はほぼ不可能な道へと転げ落ちていきます。
これまで、私達がどれだけ恵まれた環境に在ったのか、どれだけのチャンスを無駄にしてきたのか、そこで気付いても取り返しはつきません。
ただ一つの道があるとしたら、その道へ進んだ自分を許すことです。
これから、あらゆる体験を通し味わう感情は、心を解放するカギであることをしっかりと頭に入れておきましょう。
どんな気分を味わおうとも、そこには魂本来の愛のエネルギーを、豊かに高めるカギが託されています。
直ぐさま自分を省みて、自分を許し愛する方向へ舵取りをしましょう。
強い憤りを覚えるときこそ、自分を変えるときです。他者の言動に焦点を当てている暇はありません。
地球と一緒に深呼吸して、体に新しいエネルギーを流し込み、重くて粗い負のエネルギーの放出に励むのです。
魂の選択は既に終わっています。
地球とシンクロする道を選んでいても、負のエネルギーに掴まるや否や、あっという間に転げ落ちてしまいます。
どれだけ真剣に生きなければならないときなのか、心に刻んで進みましょう。
■エネルギーを保つために■
肉体は魂に残された最後の物質です。
次元上昇によって、重い波動の肉体を軽くする作業が必要になります。
地球の放出作業と同様に、肉体に溜まった負のエネルギーを放出する取り組を行いましょう。
例えば人が、体に悪い物を長く食べ続けたとしましょう。
その物質が健康を害するところまで溜まりに溜まったときには、それが肉体を蝕み発病という結果に到達します。
粗い3次元に留まっていたときは、発病も時間をかけてゆっくりと進行していたため、どこかで気付き改め方向転換を図るチャンスがありました。
しかし、波動上昇が始まった今は、あっという間に結果が目の前に現れるため、その方向転換は劇的なスピードとエネルギーで成されなければなりません。
それは、必ず心の問題と一緒に浮上してきますので、その場でその心を一切手放す程の潔さで取り組まなければなりません。
アセンションを決意して生まれてきた魂なら、何を成すべきか、ハッキリと気づけるはずです。
魂は、あらゆる回線を使いメッセージしてきますから、いつも思いつくことを全部やる姿勢で臨みましょう。
今このときに病気が訪れるのは、魂にとってラストチャンスだと受け止めて、精一杯進みましょう。
発病と言う肉体にきつい方法を使うまでもない人でも、食生活にはこれまで以上に意識をおいて進みましょう。
食材は、益々軽い物が選ばれなければなりません。
太陽の光をより多く含む物を選び、その反対側の物を断ちましょう。
天然自然の物の中で、消化吸収の良い物が軽い食材です。
逆に、化学物質を多く含み、消化に時間がかかるもの、内臓の負担になる食べ物が、重くて粗いエネルギーの食品です。
肉体は食べたもので造られます。
重くて粗い食べ物を摂取し続けていると、どんなに心の改善に取り組んでも、成長へと進みにくい状態を保つことになってしまいます。
食べる量とタイミングにも注意を払いましょう。
地上に降り注がれる光の量が増す今は、チャクラからエネルギーを取り込みやすく、物質的エネルギーに頼らなくても良いときへと進んでいます。
お腹いっぱいにする必要はなく、軽めの量と回数を心がけましょう。
極論的に言うと、流動食のみでも良い時期に差し掛かっていますが、肉体には代謝がまだ必要な人が殆どです。
食物繊維が多く含まれる物、よく咀嚼できる食べ物を選びましょう。
よく噛むことによって、流動食のような状態にして飲み込むのです。
砂糖、動物性の油、炭水化物など、通常は即エネルギーに転換できるとされている食材こそ、チャクラから取り込まれるエネルギーが増せば、必要でなくなります。
砂糖と動物性の油は、精神の成長の妨げになりますので、一切を摂らない方が良いでしょう。
炭水化物は、自然の食材(米や根菜類など)のみ、少な目の摂取に留めておきましょう。
加工され薬品が加えられた炭水化物は、砂糖や油と同様に、一切を摂らないのが望ましいのです。
寺尾夫美子のスピリチュアルメッセージ
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