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すべての人が、自分自身のためのヒーラーとなりますように。
 

  インドのカルカッタでマザーテレサにお会いした時、何故、白人の一女性が、
インドで一番貧困の町カルカッタへ来たのか分かりました。


  "世界中から、飢えと貧困のために死んでいく人を1人でも多く救いたい"


マザーの志しはとても崇高で、強く、愛に溢れるものでした。
インド中を歩き回って外反母趾になった裸足の足は、マザーの取り組みが
いかに壮大で長い年月に及んだのかを物語っていました。

 

  マザーテレサ
 
「死を待つ人々の家」
Home for Sick and Dying Destitutes
インド・カルカッタにて
 
マザーは、ご自身の名刺を下さり、
“あなたの国で、私のお手伝いをして下さい。”と言って頭を撫で、
ダルシャン(祝福)をくれました。
 


 
ヒーリングは、マザーのお手伝いをする私の方法です。

もし、あの時あの人が傷ついていなければ人を傷つけなかったでしょう。
もし、誰かが来て癒してあげていれば、同じように誰かを労ったでしょう。
もし、あのお母さんに、夫からの暴力を乗り越え、自由になる勇気を出しなさいと誰かが支えてあげていたら、自分の子供に暴力をふるい痛みの連鎖を起こさなかったでしょう。
もし、世間の目ばかりを気にして、自由に生きる事を怖がっていた人が癒され、そんな教育をした両親や学校を許し、生まれてきた目的の人生を豊かに生きていたら、よその家族を攻撃したりしなかったでしょう。
もし、自国の政治が調和に満ちていて国民が助け合って幸せに暮らしていたら、他国を攻める事はなかったでしょう。

私達が、自分の幸せとは何か?
何のために生きているのか?
今、何を感じていて、心は正直でいるのか?
自分の人生は満ち足りているのか?
足りなければ何を足して、どうあればいいのか?
それらを知る、心の余裕を持っていたら。
もし、私達が自分の心の "ずれ" を自ら整えるすべを持っていたら、
魂の選んだ豊かさから遠のくような事があった時、それに気付く知恵を持っていたら、隣の人を傷つけたりしなくなるでしょう。

私達の心が癒され心の中にある「戦い」が終わる時、私達の周りは愛に溢れ、国が
豊かになり、競争から調和へ向かい、人と人が尊重し合って幸せに暮らす平和な世界になるでしょう。

ヒーリングは小さな一歩です。
でも世界が平和になるための、大きな力を持っています。

世界中のすべての人が、自分自身のためのヒーラーとなりますように。

合掌



 
  fumiko
 

スピリチュアル・ヒーラー
寺尾夫美子

 

 

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