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旅先

旅は、日常から離れる事で、
知らない自分を発見するチャンスになります。
それとも、訪れた先で、何とも不思議な体験があったり、
新しい何かと出会いがあったり、
偶然の作り出す素晴らしさを楽しみたい人へ
出かけた先からメッセージがやってきます。



■初めてのインド    1992 .秋


デリー>ラクシュミーナラヤン寺院の広場で


この初めてのインドは、私にとって強烈な思い出を作りました。旅の出発前から色々な事が起こり、そのそれぞれに気付くことが山盛りで、しかも旅の最中にはまるで「悟りを開く旅」かのように、心の内側の隅々までが次々に浄化されていったのでした。一番強く思い出すのは、旅の間中、目を閉じると、まるでそのまま目を開いているかのように、インドの景色が面々と続くのでした。それは過去生で歩いた道のりだったようです。閉じた目の中に広がる景色は、ずっっと続く道でした。細い道や広い道、土がむき出しの地面に石ころがころがり、貧しい身なりの人達が合掌してこちらを向いているのが見えました。旅の夜は、その映像をずーーーっと追いながら、いつまでも眠れない夜を過ごし続けました。旅の終盤頃、その道にこちらを向いている人達の頭に、さしのべられる手を見ました。それは道を歩んでいる私の過去生の体からさしのべられ、年老いた様子の手が合掌をする女性の頭へ届くのを、その老人の目線から見ていたのでした。毎日毎日インドを歩き回った映像は、いくつもの転生を意味していました。仏教徒で修行をしていた人もありました。悟りを求めて、歩き続けた人もありました。また悟りを得て、それを伝えて回る人もありました。私は、初めてのインドで故郷に帰ったような思いを感じました。今でもインドへは無意識に「帰る」という表現をしている事がよくあります。二年に一度はインドへ帰らないと、恋しい思いがこみあげてきます。帰らないわけにはいかなくなるのですね。不思議な国です。


インドでは一番貧困と言われるカルカッタ。
その一番の貧困の街にマザーの「死を待つ人々の家」があります。

カルカッタでは、マザー・テレサ最後の一年前にお会いする事ができました。私達が訪れるちょっと前に病気になられ、ロンドンでしばらく療養されていたのでしたが、元気になられて戻っておられました。幸いな事に、スケジュールが許し私達の訪問を受け入れて下さいました。
マザーは当時84才。体は古くなってはいるものの、言葉づかいも所作もとてもしっかりしていて、愛を語るマザーの声は、とても力強い情熱溢れるものでした。この時、マザーからいただいたアルミのペンダントトップを今も肌身離さず着けています。直接いただいて、頭を「よしよし(英語で)」と言ってなでてもらったのが昨日のようです。
マザーテレサはいわゆる「宗教界のキャリアウーマン」でした。彼女は、愛と祈りの言葉が記された名刺を掲げて「これが私のビジネスだ」をおっしゃって、日本に帰ったら私のビジネスを手伝ってくれと、私達に一枚一枚名刺を配ってくださいました。魂の道を歩む人の在り方というのは、こんなにも力強いんだーと深く感動し、涙が溢れ続ける気持ちの良さを体験しました。


マザーの祝福を受けて、マザーと共に
「世界中から貧困と戦いをなくす」ために働こうと心に誓いました。


南インド・ブッタパルティにあるサイババのアシュラムでは、短い2泊の滞在でしたが、とても深い体験をしました。一緒に行った仲間達の体験を見ながら、静かに人を観察してより深い体験をいただいたような気がします。物事に触れ、反応するその人の癖や考え方、人の数だけ態度が違い、人の数だけ取りようが違い、自分の内側で捉えている事との違いが、私にはとても素晴らしい発見として、その事が私を揺るぎない「心の中心」に留めて行きました。多くの違いを知る事によって、自分の中が静かになり、総ての違いを受け入れる心の広さが育ちました。


アシュラムでは、床に一枚の布団を敷いて休みます。
一階の部屋では、寝ていると頭の中を蟻が這い回りました。

いったん“成長する”と心に決めると、宇宙はありとあらゆる方法で、心を磨きにかかってくれるようです。人との関わりで、物事との出会いで、時には家族や伴侶との関係で、心が苦しいと感じる事があるかもしれません。感情が揺れて、どうにも辛く逃げ出したいと思う事もあるかもしれません。ネガティブな事の方が多いと感じるかもしれません。おそらくネガティブの方が圧倒的に多い事でしょう。それはそれが手放されるものだからです。消えてなくなる方向へ動くときには、それがあるという事を確認する事から始まるからです。
“成長する”という事は、そのように心してかかる事でしょう。そのような「コミットメント」なにしには、単に楽になりたいという逃げからの事であると、逃げられない辛さを体験する事になってしまうかもしれないからです。
本当に成長したいと思う時に、どうぞインドへ行ってみて下さい。カルチャーショックから始まって、いろいろな体験ができるでしょう。
また、インドは、その人がそれを望もうが望むまいが“それが起こるところ”なのだろうと思います。


ラクシュミー・ナラヤーン寺院は、その美しさで有名です。
ここに祀られているガネーシャの像から大きなパワーを頂きました。

 

 

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